2016年6月19日

トリニタ・ディ・モンティ通りを散歩する Una passeggiata lungo il viale della Trinita' dei Monti






こんなに良く晴れた日はローマを一望できる場所に行きたい!ということで、スペイン広場の上にあるトリニタ・ディ・モンティからピンチョの丘方面へ歩いてみました。




眺望もさることながら、アカデミー・フランセーズのあるヴィラ・メディチの前に咲き乱れるブーゲンビリアの美しいこと。





陽射しは強いもののからっとしているので汗ばむほどではありません。ピンチョの丘のナポレオン広場でひと休み。

ポポロ広場


ピンチョの丘の階段














ポポロ門



ポポロ広場の門の内側の装飾が目に留まり、気になったので調べてみたところ、教皇アレクサンドル7世が 1655年のスウェーデンのクリスティーナ女王のローマ凱旋を記念してベルニーニに作らせたものなのだそうです。女王がプロテスタントからカトリックに改宗し、ローマを訪れたときのことで、図柄の星と六つの山は教皇の、麦はクリスティーナ女王の紋章、

FELICI FAVSTOQ INGRESSVI
ANNO DOM MDCLV
(幸いにして吉なる入城のために、1655年)

と刻まれています。

クリスティーナ女王はこの洗礼名をいただいたときからのご縁。この門がまた彼女のことを思い起こさせてくれました。

ちなみにこの門の正面(市外側)はミケランジェロによるもの。もともと古代ローマの時代からあるとっても古い門なのだそうです。


マルグッタ通り51番地










お昼は近くのマルグッタ通りの、いつものヴェジタリアン・レストランでブランチとあいなりました。正午を回ったころには気温も上昇、VEGANメニューがお腹にやさしくてちょうどです。

ここはヨーロッパのヴェジタリアン・レストランのベスト10にも選ばれているのだとか!









2016年6月12日

山の家







ローマから車で二時間ほどのところにある山の家を半年ぶりに訪れました。寒くて長い山の冬が終わってようやく外で過ごせるようになるのは4月ごろから。今年はその4月末にも雹が降ったのだそう。

改築されたのが200年以上前なので、建てられたのはいったいいつのことやら。それすらもうだれも知らない古い家です。






これは、去年の夏の庭の風景です。数年前に植えてもらったマニョリアも寒さに耐えてよく育ってくれました。



2016年6月
2015年8月






一昨年植えてもらったクサギは、一年でこんなに大きくなりました。


2015年8月










クサギの実

クサギのブルーの実は染色に使えます。
今年の和棉をこの実で染めることができればと思っています。


2016年6月 クサギ


2016年8月
















こちらは去年植えてもらったのですが、名前がわからないまま。ねむの木のようでもあり、そうでないかも知れない。花が咲くまで待つことにします。



2016年6月







 今年は、囲いのフェンスに絡ませるように、テイカカズラを植えてもらいました。これからどんどん暖かくなるので、夏の休暇までにもう少し伸びてくれると良いのですが。






2016年6月8日

マンクス・ロフタン種の毛を紡ぐ Manx Loaghtan







今年はマン島に住むマンクス・ロフタンという羊の毛を選びました。






角が四本あって可愛い!この羊の肉は珍味なのだそうです。


マンクス・ロフタン種



400グラム紡ぎました。






2016年6月2日

マルグッタ通りでお昼 Il Margutta Vegetarian Food & Art






ローマもすっかり夏の陽気になりました。今日は美容室のついでに歴史地区の散歩です。久しぶりのトレヴィの泉は観光客でいっぱい、足の踏み場もないとはこのことかも知れません。




ピエトラ広場のカフェのブーゲンビリア、綺麗に咲いていました。
この広場はローマの大好きな場所のひとつです。






いつ行っても圧倒されるパンテオン。




マルグッタ通り。映画『ローマの休日』で新聞記者が住んでいたアパートがあります。ちょうど蔦に覆われた塀のあたり。ギャラリーやインテリアの店もたくさんあります。



お昼はこの通りのつきあたりにあるヴェジタリアン向けの店で。こってりしたローマ料理に疲れ気味のときや、これからの暑い季節にはいいかも知れません。



店のウィンドウは明るく綺麗な色のコーディネイトが多く、クリーム色が目立ちましたが、今年の流行色なのかな?