最近、銀座を通り越して日本橋に行くことが多くなりました。
日本橋の欄干を飾る麒麟の像の存在を知ったのは東野圭吾の『麒麟の翼』を読んで。それまで知らなかったって、どういうこと?・・・(笑)
この麒麟というのは「中国の四霊獣、応龍(変幻)、麒麟(信義)、鳳凰(平安)、霊亀(不死)のひとつ、五街道の起点である日本橋は信義の町、いまも江戸の活気が伝わって来そうですね。
今回は、室町コレドで開催中の金魚アクアリウムを観てきました。今年で10周年になるそうです。
江戸の金魚といえば、中沢新一が『アースダイバー』の中で、貧乏侍が収入源を得るために副業として金魚の養殖を営んでいたと書いていますね。古くから六本木にあった金魚屋もヒルズの屋上で営業中だとか!
巨大な水槽も見事ですが、いちばん気に入ったのは江戸切子の金魚鉢。
お昼は室町コレドにある米祥さんの柳川風親子丼で。