2017年4月7日

2017年4月 桜、さくら、サクラ   Árboles de cerezos florecidos por todos lados





四月になって気温は安定したもののまだ寒い日が多く、桜はゆるりゆるりと綻びました。その分、桜を楽しむことのできる日がいつもより増えて良かったような気がします。


中国からのお客さまたちとも和食をいただきながら、まだ二部咲きほどの桜を楽しみ、



夕食をいただきながら夜桜を愛でることも。 





午後はお茶をいただきながら。



そして、やっと訪れた麗らかな陽気のなか、桜並木を歩いたり桜の見えるテラスで友だちとランチをしたり、桜を見下ろしながらお茶をいただいたり・・・夜には千鳥ヶ淵を歩き、靖国神社の夜桜能を堪能するという、桜づくしの日々。



この夜桜能、満開の花と天気に恵まれることはなかなかないそうなので運が良かった。ちなみに今回の演目は「籠太鼓」、「萩大名」、「夜討曽我」。お能は宝生流の宝生和英さんがシテを務められました。




6月にはヴァチカンの宮殿でも舞われるのですが、残念なことにわたくしはそのときは東京にいるのでうかがえません。ローマでみなさん楽しみに待っておられることでしょう。


桜はもう十分でしょうと言われそうですが、咲いていればやはり出かけて行きたいもの。そして、お昼はなににしようかと迷うもの。ご近所にある美味しいお寿司屋さんに寄ってみました。






週末は下り坂ということですが、まだ墓地の桜は満開までいかず、来週もまだ楽しめるかも知れません。





2017年4月6日

2017年3月 桜はまだか 花よりだんご編 En attendant la floraison des cerisiers






三ヵ月ぶりにローマから東京へ。ローマはすっかり春の陽気だったのでコートはもういらないだろうと思っていたら、こちらはとんでもない寒さ。寒の戻りで震えました。そのせいで、いったんは開花宣言(花見早くしたいムードに押されて無理やり宣言させられたような感じがしなくもないが)したものの、冬に逆戻り。待てど待てど来ない春。

でも、わたしにはもうひとつの楽しみが。花よりだんごであります。

到着そうそうに、昨年世界ナンバーワンに選ばれたミシュラン三ツ星シェフ、ボットゥ―ラ氏のクッキングイベントに参加。彼の料理はもはや芸術作品。これでどうだ、美味いだろう、はい、申し分ありません、とお答えするしかない(笑)









季節の変わり目というのは体調を崩しやすいもので、特に三月は微妙なのだそう。例外にもれず二月末から崩しまくりましたが、そのおかげでスリムになりました。



うわさの丸亀製麺、近所にあったので行ってみました。そもそもうどんを食べ比べることなどしたことがないので、よくわかりませんでしたが、とにかく安い(笑)


表参道ではカップがビスケットで出来ているエスプレッソを売る移動式カフェがあり興味深々。うかうかしていると溶けて零れるので、ちゃちゃっと飲まなければなりませんが、二倍に楽しめてしかもコーヒーは美味しい。

少し時差が落着いたので、赤坂見附のうまやさんで市川猿之助さんの楽屋めしというものを。店構えが外国人受けするタイプで西麻布の権八とどっちにしようか迷うところですが、お料理はこちらに軍配が上がりそう。ひとつ、夜が禁煙ではないところが難ですが(一方権八は全面禁煙)



和食が続いた後はやはりイタリアンであります。ほっとする。イタリア人か(笑)

 


軽いランチには文化村のドゥ・マゴに行ってみました。ふわっふわのスフレ風キッシュは病みつきになりそうな味。サラド・二ソワーズもなかなか。

 桜はまだか、とこうして食べ歩いているうちに、いよいよ春爛漫の訪れです。