2016年9月にウィーンを旅したとき、ザッハトルテはデメルかザッハかという問題にぶち当たり、調べていたらそのルーツはもとはといえばブダペストだった!というわけでぜひともお菓子を食べに行きたいと思ってブダペストの旅を計画した。
そのいきさつについて詳しくはこちら
→https://bibitaro.blogspot.com/2016/09/sentiamo-cio-che-mi-raccontano-i-piatti.html
ハンガリーの音楽家といえばリストが代表的。リスト・アカデミーではコンサートも開かれているので5月の公演を調べてみると、運よくクリスチャン・テツラフのバイオリン公演があった。その日程に合わせてホテルとエアチケットを予約することに。
ハンガリー航空(Wizzair)は初めて。EU圏内は週末の旅を楽しむにもローコストが便利で最適。
ホテルは地下鉄のオクトゴン駅からも徒歩2分、アカデミーも徒歩圏内という立地。
ブダペストの空港からはエアポートバス100Eで市内へアクセスし地下鉄に乗り換えて。ブダペストの公共交通機関は要所に案内人がいるのでわかりやすいし、乗車券も徐々にタップ&ゴー方式に変わっているようだ。ホテルまでの移動はスピーディーに効率よく運び、無事にチェックイン。お勧め両替所のコレクト・チェンジで現地通貨フォリントに両替し(ほとんどカードで済ませることができるのだが)ランチを予定していたニューヨーク・カフェへ向かう。
人気スポットのこのカフェの店頭には長蛇の列が並んでいた。15分ほど待って入店するも案内されたのは2階の壁の裏、テーブルも他とは違っていてアジア系の観光客コーナーだとすぐにわかった。かつて、パリやロンドンのカフェやパブでの人種差別待遇はよく聞いたけれど、それもずいぶん昔のこと。こうまであからさまな待遇がいまだにあるとは!というわけで早々に店を出てしまった。
コスパで評判のメンサという店で初めてのハンガリー料理、スープ仕立てのグーラッシュ(我が家のグーラッシュはオーストリア風に肉のパプリカ煮込み)に旅の疲れを癒される。
午後はコンサートが始まるまで街を散策することに。
聖イシュトヴァ―ン大聖堂は新古典主義のすっきりした建築様式。ローマの教会を見慣れている目にはどこか新鮮で現代的に映る。その夜、ヨーロッパ中、いや世界中で、太陽フレアの影響でワインレッドのオーロラが見えたらしい。
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