2025年9月9日

ソンマ・ヴェスヴィアーナのヴィラ・アウグステア遺跡(東京大学発掘現場)

 


この夏の最大のイベント!東京大学の20年に渡る発掘現場であるヴェスヴィオ山麓の町ソンマ・ヴェスヴィアーナにあるヴィラ・アウグステア遺跡見学会に参加させていただいた。

発掘責任者の東京大学の教授2名、在伊日本大使館から3名、そして数名の遺跡愛好家を募っての見学会、イタリアではフェラゴストという聖母マリア昇天祭の週で夏真っ盛りだった。

折しもその数日前にヴェスヴィオで火災が発生し、見学がキャンセルにならないか心配だったが、ソンマは山火事の被災地から離れていたので決行となった。

ヴェスヴィオ山麓からひょんなことから発見されたこの遺跡、発掘当初は神殿のようなものと思われていたのが、その後作業が進むにつれ紀元後2世紀半ばの農業関連施設であることがわかってきたのだとか。さらに東京大学が発掘を継続したところ、その下に紀元1世紀前半の建物の一部が見つかり、かのローマ初代皇帝アウグストゥスが亡くなった別荘ではないかとのニュースが世界中を駆け巡ったのは記憶に新しい。

古代の歴史家たちによればヴェスヴィオ山麓ノーラ周辺にあったと記されているのだが、これがその別荘だと確証できる発掘物(文字や印など)はまだ出てきていない。しかしながら規模的にも高貴な身分の人物の別荘であったと考えられ、さらなる調査が期待される。

















見学グループでの親睦会ランチは現場近くのレストランで。周りはぶどう畑や果樹園ばかり。そんなところにオアシスのようにあったこのレストラン、スペシャリティのバカラ料理と地元のペコリーノ・チーズ、パルミジャーノ(人生で最高だった!)、デザートも申し分ないレベルの高さ。

















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