三日目はヤクスギランド散策です。〇〇ランドというネーミングのせいか、レジャーランドのようなつもりでいましたが、なんのその本格的な登山コースもある標高1000~1300mのヤクスギ鑑賞のための自然休養林。わたしたちは、80分ほどかけて沢畔を歩く2kmコースを選びました。白谷雲水峡に比べると来場者は少なく、ゆったりした気分で山歩きを堪能できました。
でも、下界に下りるとたちまちお腹が空きはじめました(笑)次の宿へ向かう途中で洋風ランチ。やはり、こういうのも良いね。
ランチの後は一路、島の北西の永田浜にある送陽邸へ。レイン・フォレストのような島の東側とは打って変わって、ここは沖縄のビーチを思わせます。ここでの最大の目的は海亀の産卵ウォッチング。ウミガメ保全協議会の方々の誘導で決められた時間に観察はできますが、5月1日から8月31日の夜7時半から翌朝5時まで、産卵時の浜への立入りを避けるように呼びかけています。
海亀が穴を掘ってお産の準備が整ったら浜へ繰り出します。お尻のあたりが赤外線ランプで照らされます。海亀の息遣いが伝わるほど近い場所で産卵の一部始終を見とどけることが出来ました。絶滅危惧種に指定される海亀、この産卵を10年繰り返しても生き残るのはたった一匹なのだそう。