いつのまにかトレッキング愛好家に変身し、4月には初登山で高尾山へ。そして、そのすぐ後に屋久島。いろんな不安が交錯するなか、屋久杉を目指す縦走登山に比べれば楽なコースだからと「もののけ姫」の舞台となった白谷雲水峡を歩くことになりました。
雨の降らない日はないと言われる多雨の屋久島ですが、連日好天に恵まれ、それだけでも初心者のトレッカーにはありがたいことでした。
移動はレンタカーで。先ずは島の神さまにご挨拶ということで屋久島大社と益救神社を参詣、ご朱印をいただきました。屋久島大社は新しく立派な構え、うってかわって益救神社はこじんまりした佇まい。実は、島最大の集落である宮之浦にある益救神社の方が山岳信仰の総本山、屋久島で最も由緒ある神社なのだそう。
屋久島大社は製薬会社、恵命堂(恵命我神散という胃薬で知られる)の社長さんが創設したものだそう。この胃薬に屋久島産のガジュツという原料が使われているそうで、なんと、ピロリ菌にも効くかも知れないとのこと。
民宿にチェックインするまでのあいだの時間を有効活用すべく、次に向かった目的地は「杉の舎」という屋久杉の工房。仙人のような風貌の匠のお話を聞きながら一時間半かけて屋久杉でお箸を作りました。このお箸を使う手に悠久のときが流れる・・・。
宿は宮之浦の川沿いにある八重岳山荘。川のせせらぎや虫や鳥の声が聞こえる静かなところ、夜には蛍も観ることができます。親切なスタッフの笑顔にほっとします。
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