2016年11月22日

スーパームーンのお引き寄せ La Superluna e il vino






スパークリングワインで和食をという、二つの食文化の融合を楽しむ夕べにお招きいただきました。ワインはイタリアはロンバルディア地方のフランチヤコルタのベルルッキ、お料理の方は関西の老舗『一宝』さんのふわっと舞い上がるような天麩羅。伝統の技が生む食の芸術とイタリアの名門発泡酒の出合いです。



折しもその日は68年ぶりのスーパームーン。そのせいなのか、ちょこちょこと偶然が起こってはいたのですが、そもそも「月とワイン」のあいだには、なんらかの関係があるのでしょうか?

ありました、大ありです!ワイン作りというのは古くから月暦に従って行われているのですから。




ビオロジック(有機農法)は盛んに行わる昨今ですが、それとはまた違うビオディナミ(生力学農法)というものがあり(ルドルフ・シュタイナーの人智学がもと)、そちらは月とか惑星とか星座とか、もう宇宙規模のお話。なので、ワインと月、しかもスーパームーンともなれば、ただごとではないという気がします。



ただごとではない数々のお引き寄せに感謝。








2016年11月11日

小江戸、川越を散策 una passeggiata a Kawagoe, piccola Edo






小春日和、友だちと小江戸と呼ばれる川越へ行って来ました。渋谷から副都心線で1本、1時間弱で到着するので、そんなに遠くないのですが、それでも内陸の空気は2~3℃低いようです。

蔵造りの通りの食べ歩きでは、豆、芋、焼きおにぎり、お団子、さつま芋チップスなどなど、お腹がすぐに膨れました。川越芋はとにかく美味しいのです!Coedoビールも魅力的でしたが、さすがに飲んだら歩けそうにないのでビールは控えることに・・。

駄菓子屋が並ぶ菓子屋横丁では幼少の思い出が蘇ります。



散策の後半は神社仏閣巡り。縁結びの氷川神社では七五三のお祝いで賑わっていました。「一年安鯛(泰)」のおみくじを釣ってみると、大吉が!ただひたすら夢を追い続けなさい、と。

赤坂山王日枝神社にて








川越の日枝神社は創建830年、そして、赤坂の山王日枝神社は、この川越の日枝神社から1478年に分祀したものだそうですが、2年前のちょうどこの日に、わたしたちは赤坂の日枝神社に参詣していたのです。パワースポットだからと勧められて(笑)











中院には、川越に縁のある島崎藤村が義母のために贈った不染亭という茶室があり、しかも、日本三大茶のひとつ狭山茶はここが発祥の地なのだそう。

 「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」という諺どおり、寒冷地でとれる狭山茶は味が濃厚で美味しいのだとか。







2016年11月2日

「綿繰り機」あれこれ  Ecco, la miglior sgranatrice di cotone






山の家の友だちが栽培してくれた和棉。気候が涼しいので、9月から10月にかけてようやく収穫が始まったようなのですが、採れる採れる。いまだに採れ続けているとのこと。



そこで問題となってくるのは種をいかにして取り除くかです。手でひとつひとつ取る方法もありますが、少量ならまだしも、これだけ量があると指先が痛くなってしまう。

ちょっと調べてみると、みなさん苦労されているようです。本場のアメリカではどうしているのかというと、もう、大量生産対応の大きな工業機械のような画像しか出てきません。そもそも、イーライ・ホイットニーというひとが1793年にこの機械を発明してくれたおかげで重労働だった種取りが楽になり、南部のコットン産業が飛躍的に発展したのだとか・・。

日本には、とても素敵な手作りの木工道具がありました。「綿繰り機」というそうです。インテリアにもなりそうな完成度です。欲しい!でも、ちょっぴリ高価なのです。

そこで、なにか代用できるものはないものかと、アメリカで使われていた綿繰り機、コットン・ジン(エンジンのこと)の写真をじーっと眺めながら考えてみました。
そうだ!ホール・トマトを濾すパッサ・ポモドーリとか、ハーブを刻むトリタ・エルベなんかどうだろう?どことなく似ているではありませんか(笑)!


イタリアの友だちにこれで試して欲しいと連絡すると、さっそく驚くべき返事が・・。


そうです、パスタ・マシーンです。完璧に見事に、それはそれは美しく取り除けるとのこと。実は、わたくしも一台持ち合わせていますが、何十年もお蔵入り、一度も使ったことがありません。こんな形で役に立つとは思ってもみませんでした。処分しなくて良かった・・・。  












2016年11月1日

秋生まれの特権、美味しい誕生日 Vantaggio di uno che è nato in autunno, poter gustare la delizia della stagione  







今年の誕生日は白金台の八芳園のお庭を眺められる和食屋さん『槐樹』でお祝いしました。

幸い、お天気にも恵まれ、食後のお庭散策がとても気持ちよく、ゆったりと過ごすことができました。














                     






その後、目黒まで歩いて、東京庭園美術館へ。アール・デコの旧朝香宮邸を見学し、クリスチャン・ボルタンスキのインスタレーションを観賞しました。都心でこれだけの豊な緑に出合うと、こころが和みます。

そして、夜は、雰囲気をガラリと変えて、青山のフレンチ『ブノワ』へ。ここは、アラン・デュカスのお店ですが、気軽に入れるビストロ。とはいえ、お料理は本格的です。お店の造りがとても素敵で、天井も高く広々としています。とても気に入りました。






ここの注目すべきはお手洗いなのだそう。なるほど・・・凝ってますね~(笑)









2016年10月20日

日本平ホテル 南イタリアのワインと懐石料理の夕べ Abbinamenti enogastronomici tra Kaiseki e vini del Sud Italia






いつも素通りで降りたことのなかった静岡。その静岡から車で20分ほどのところにある日本平ホテルで開かれた、南イタリア・ワインと懐石料理の夕べに行って参りました。夜なので右のような景色は見られませんでしたが(これは新幹線の駅にあった広告用の写真)、晴れた日にはこんな絶景が望めます。これ、どこかに似ていませんか?そう、ナポリ湾とヴェスヴィオ火山です。



今回のお食事会は、この日本平ホテルの改築5周年記念を祝して企画されたもので、南イタリアの白ワインで懐石料理をいただくというもの。イタリア・ワインを出す料亭はたくさんあるようですが、「日本とイタリアの食文化には風土的にも共通点が多く、合わないはずがない」、と企画者。静岡産の新鮮な魚や野菜を用いたお料理には、魚介を多くいただく南イタリアのワインがよく合う、これはわたしの意見(笑)


お料理とワインのしっくり感は、どちらにもさほど精通していないわたしでも存分に味わうことができました。

和食は目で四季を味わいイタリア料理はその香りを味わうなどと言われますが、どちらも満たされた思いです。

日本平ホテル、次回はぜひ富士山を眺めながら!




南イタリアのワイン

Almerita Brut 2013 Tasca d'Almerita

Greco di Tufo 2014 Feudi di San Gregorio

Pietra Bianca 2014 Tormaresca

Etna Rosso Guardiola 2013 Terre Nere