2025年5月24日

母、92歳のギリシャ・トルコ、クルーズの旅 ① チヴィタヴェッキア出航






山の家からローマに戻ったのは10月末、クリスマス、お正月シーズンも暖冬のせいか風邪をひくこともなく過ごし、コンサートに出かけたり食事会を楽しんだり、地味に過ごしていた。

そんななか、音楽会仲間から5月にクルーズに行こうという話になり、「いやいや、わたしは高齢の母がいるので無理だから」すると間髪入れずに「連れて行けばいいのだ」と返答された。「果たして可能かどうか・・」と、お誘いの言葉だけはありがたく頂戴しておいた。

しばらくして「明日、旅行会社に行くけど一緒に行く?」と電話をもらう。とりあえず健康状態は母もわたしも良好だが、もし自分の身になにかあったら母はどうなるのか・・・。

仲間はこれまでに90代の母親をクルーズに連れて行った経験があるのだという。もうひとりの仲間は10年以上車椅子の母親の介護をしてきたのだという。自分たちは慣れているから大丈夫だと母と一緒のクルーズを勧められ、わたしは、折りたたみの車椅子持参ということで旅行会社に予約の手付金を支払った。

この船会社のクルーズは2度目、勝手知ったるクルーズといえばそうなのだが。コースはローマ発、サントリー二島、エフェソス、ミコノス島、ナポリ、そしてローマ。

7泊なのであいだ3日は連続でエクスカーションが続く。サントリーニ島とミコノス島は接岸できなければテンダーボートで移送になるかも知れないとのこと。母には多分無理なので船でのんびり待つ心づもりにしていた。ただ、エフェソスだけは行きたいのでエクスカーションをブッキングした。

ローマからチヴィタヴェッキア港までの1時間ちょっと、8人乗りのワゴン車サービスを予約。ふつうタクシーだと150€かかるところ90€という格安の値段、3組でシェアして片道30€だ!


乗客4000人、クルーも入れると6000人の大型船を前に「わーっ」と驚くわけでもなく「ビルみたいだねえ」とボソっとつぶやいた母。空港のチェックインカウンター同様のシステムで荷物を預けてスイスイと船に乗る。 

部屋はすでに準備できていて、昼食はビュッフェ(このときの混雑に唖然とする!) 初日は船内を見回ったり、レセプションやエクスカーション・カウンターの場所確認、出航前に避難訓練を受けて訓練証明をもらう。これがないとクルーズ・カードが作動しない仕組みになっている。

部屋はバルコニー付きの2人部屋、デッキ13の最上階、見晴らしは良いし広いので3人でも使用可能。


4000人の乗客をスムーズに動かすのも、クルーズ・カードとオンライン決済をリンクさせて、アプリですべて処理されるようになっていてスピーディ。毎日のスケジュールもオンラインなので印刷物配布もなく、レストランのメニューも前もってチェックできて便利(暇なときはメニューばかり見ていた)


いざ、出航!

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