2日目はまる一日航海、朝、目が覚めてカーテンを開けると、目の前にストロンボリが!圧倒的な存在感のこの火山島、イングリッド・バークマンの映画を思い出す。ここを通り過ぎるとメッシーナ海峡はもうすぐ。前回のクルーズではメッシーナに上陸、本場のカノッリを味わい丘の上まで歩いてメッシーナ海峡を眺めたけれど、今回はメッシーナには停泊しない。
翌日の朝サントリーニ島に到着する。
2月の地震のためロープウェーは封鎖、どの港から上陸できるかわからず、前日になってようやく移送用テンダーボートのタイム・スケジュールの案内および整理券の配布となった。4000人が下船するとなれば混雑は免れない、ゆっくりしか歩けない母には無理だとサントリーニはあきらめていた。でも、母は行く気満々、午後のボートに乗るはずだった人もすべて上陸してしまって、もしかしたら空きができたかも・・・クルーに問い合わせると整理券もいらないので4時に直接下船場に降りるようにとのこと。
同じボートに乗るメキシコ人のグループがとても親切で、母の乗船を手伝ってくれた。車椅子でも拒否されることはなく、もちろん高齢の母にもみんなが手を貸してくれてありがたい。
サントリーニ島に上陸すると断崖絶壁のヘアピンカーブを大型バスのピストン輸送でフィラという町まで連れて行ってくれる。そこからは各自、自由行動。街の中心まで坂道だったので杖をつきながら母はしんどかったけれどなんとかクリアした。広場で休憩してお土産を買っただけのサントリーニ島だったけれど、その神々しさは筆舌に尽くしがたく、ほんの少しでも足を踏み入れられたことに感動を覚えた。
その夜、9時の夕食までビュッフェで寛いでいると、目の前のサントリーニ島の上に満月が昇り、あたりが神秘的な美しさに包まれた。
この二日後、サントリーニ島とクレタ島のあいだで大きな地震が起こった。






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