6月26日快晴、AT SEA
このクルーズの山場であるサンクトペテルブルクの後は海上生活でした。
ここで、船の中のようすを少し。
まずは船室について。わたしたちコンシエルジュ・クラスのキャビンはバルコニー付きで、長椅子で日光浴なんかもできます。
ベッドはツインとソファ・ベッド。不公平のないように毎晩ローテーションしていました。ミニバーや金庫もあり、大型テレビにテーブルと椅子、洗面所はシャワーつき、衣類などの収納も十分にありました。要するに、洗面所にバスタブがないだけでホテルのツインと同じです。
午前中はお掃除(タオル交換は毎日、シーツは2日か3日おき)午後はカナぺのおつまみが届き、夜はベッド・メーキング(ちゃんと枕の上にチョコレートが置いてある)と翌日の予定が詳しく記されたクルーズ新聞がベッドの上に置いてあります。
洗濯はすべて手洗いしました。
問題はお手洗いです。3人でひとつは渋滞しがち。レストランやプールの脇に必ずお大きなお手洗いがあるので分散して利用しました(笑)
トイレの洗面所 |
食事の前などはスタッフが待ち受けてすべてのひとの手に消毒液をワンプッシュするという徹底ぶり。食中毒などの伝染病の予防なのでしょう。フロアもデッキも掃除が行きとどきクリーンです。
屋外プールは12階の中央にあって、両サイドにはジャグジーがあります。もちろん屋内プールもあり、そこにもジャグジーが2つあります。ただ、屋内は消毒液の臭いが強くて気になりました。
プールサイドにはハンバーガーやホットドッグの食べ放題のグリルがあります。プールのデッキは日光浴するひとたちでいつも満員。わたしたちはジャグジー外交を楽しみました。たまたまお風呂で一緒になって情報交換、いろんな国籍のひととの出会いは楽しいものです。(ここでもわたしはもっと英語を勉強しなければ!と痛感)
プールのあるデッキの先端はフィットネス・クラブになっていて、総ガラス張りの中にランニング・マシーンがずらりと並んでいます。朝早くからランニングに勤しむひとでいっぱい。ヨガやストレッチができるスタジオも完備。そのお隣にはマッサージ、スパ、美容室もあります。
最上階(デッキ14)の船首はガラス張りのスカイラウンジ。ここは自由な空間、夜はダンスパーティーが開かれたり、ゲームやオークションも行われます。ゆったり寛げるソファが窓越しに並んでいて、中央にはカクテル・バーが。
デッキ14にはウォーキング、ランニング・コースも敷かれていて、ジョギングを楽しむひとも。
船内にはさまざまな施設があります。シアター、カジノ、カラオケ、図書室、ITルーム、会議室、ワインセラー、高級ブティック、土産屋。
メインのダイニングやビュッフェに加え、特別料金で利用できる寿司やフランス料理、イタリア料理といった高級レストランも。ちなみに、わたしたちはビュッフェとメインダイニングがあまりに充実しすぎていて大満足、そちらまで気が回りませんでした。
船内風景 |
この豪華客船クルーズは陸の旅行に比べたら決してお高いものではないと思います。アミューズメントの選択肢が限られ、観光にも時間制限はありますが、メリットもたくさんあります。
杖が必要な高齢者や車椅子のひとも目立ちました。積極的に旅を楽しもうとする方々の姿が頼もしい。
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