2019年7月24日

還暦祝いは北欧・バルト海クルーズ ⑤






6月21日快晴、ストックホルム1日目

ストックホルムまで船はアーキペラゴ(多島海)のあいだをゆっくりと進んで行きます。船内アナウンスでもクルーズ・デイレクターのスーがその景色を楽しむようにしきりに勧めていましたが、狭くて浅い水道の航行は感動的。その朝、わたしたちはキャプテンからのご招待で船首のヘリポートから180度の視界で無数の群島を眺めることができました。






ストックホルム1日目はノーベル受賞者の晩餐会が開かれる市庁舎の見学とクングスホルメン島の遊覧ツアーに参加しました。というのも、市庁舎はガイド付きでなければ見学できない仕組みになっているからです。

市庁舎


周遊のあいだわたしはうっとり夢心地、北欧のベニスと呼ばれるだけあってどこから眺めても美しく、なにもかもが素敵に思えてしまいました。



ちょうどこのときスウェーデンは夏至の祝日で三連休、太陽の恵みを讃える一年で最も大切なお祝いなのだそう。そんなわけで日常風景というよりは閑散とした風景だったのかも知れませんが、街のあちこちに花が飾られ、女性は頭に花輪をつけているひとも。










この日はストックホルムに停泊ということで時間に余裕があったので、ツアーから脱落して旧市街地の散策に出かけることにしました。クルーズ船は目と鼻の先、帰りは歩けば良いだろうと・・・。

旧市街であるガムラ・スタン島は観光客で賑わっていました。ノーベル博物館のあるストールトルゲット広場のカフェ・コッペンで軽くお昼をいただき、ストックホルム大聖堂で聖ゲオルグとドラゴン像を見学。

カフェ・コッペン







旧市街をぶらぶらしながらショッピングを楽しんだ後は静かな広場でひと休み。ふと見ると聖ゲオルグとドラゴンの像がそこにも。


「大丈夫、船まで歩いてすぐだから」






これが大きな間違い。行けども行けども船にはたどり着かず。目の錯覚です。船はあまりに大きかった。大量のお土産をリュックに担いで1時間以上歩いたかも知れません。船に着いたときはクタクタ。

その夜、3人で二度と同じ過ちをおかさないように翌日のルートを徹底的に研究しました。

ググってみると「ストックホルムの移動は水上バスが便利」という記事がたくさんありました。だれもが知っているからスタッフの説明がなかったのか、地球の歩き方にもおそらく書いてあったのでしょうが、バスや地下鉄、タクシーのことばかり考えていたわたしたち・・・。しかも、桟橋は停泊地のすぐ横だった!










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