6月16日(日)曇り ヒースローからサウサンプトンへ移動
乗船地のサウサンプトン港まではハイヤーで1時間半。
港湾の建物のあいだからかいま見えてきた客船の姿に思わず「わ~っ」と歓声を上げ、ドライバーも「超巨大だね!」と驚愕の声。船の形をした住宅建造物、横に長いマンション、とにかく圧倒的な存在感です。
ハイヤーを下りるとポーターさんがずらりと待ち構えていて、スーツケースを別ルートで部屋に運んでくれます。わたしたちは手荷物だけ持ってチェック・インのカウンターへ進んで行きます。パスポートを提示するとSEA PASSというパスポート代わりのカードがもらえます。
と、そこで、イミグレーションの係員が現れたかと思うと、わたしだけベルギー入国の審査があるので翌朝6時半に特別室に出頭するよう命じられたのでした。3千人以上いる乗船客のなかからなんでまたわたしが・・・?
それからというもの、翌朝のベルギー入国まで、わたしたちのあいだでは「なぜだなぜだ」で持ち切り。なにか問題でもあるのかしらん…?
入国審査のせいでブルージュ行きのシャトルバスにわたしだけ乗れなくなったらどうしよう・・・ そこで、わたしたちは思いついたのです。
「3人まとめて入国審査に送ってもらえばいいのよ!」
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初ご来光 |
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沖には風力発電が林立 |
6月17日快晴、ブルージュ
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入国審査組の待合室 |
翌朝、パスポートは無作為に選ばれ、形だけということが判明しほっとひと安心です。審査を受けたのは10人くらいいました。スタッフによるとEU圏ではこういうことは珍しくベルギーだけなんだそうです。
ブルージュは町全体が世界遺産という、それはそれは美しい中世都市です。
目指すは中心のマルクト広場。
運河沿いはまるでお伽の国のよう。



ブルージュで外してはいけないものといえばワッフル。わたしたちが選んだのはカルぺ・ディウムという店です。ラテン語で「一期一会」という意味ですが、還暦女子のわたしたちのテーマにぴったり。


まるで夢のなかのようなブルージュ、再訪候補です。
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