6月23日快晴、タリン(エストニア)
コペンハーゲンもストックホルムもEU圏ではあるものの、通貨はユーロではなくてスウェーデン・クロナやデンマーク・クローネ。
地理的にはスウェーデンやデンマークと同じバルト海に面しているのに馴染みが薄いエストニア、そこでユーロが使われていることに感激!侵略・占領・独立を繰り返し、ようやく勝ち得たユーロ、重みを感じます。
下船して殺風景な港を20分ほど歩くと城壁が見えてきました。世界遺産タリンへのアクセスは太っちょマルガレータという砲塔が目印。
北欧のデザインはどこかメルヘンチックです。
旧市庁舎のある広場から山の手へと上るとそこは聖二コラス教会や諸外国の大使館が集まる閑静な住宅地。
展望台から中世都市タリンを一望、遠くにはわたしたちの船の姿も!
お昼の時間になると旧市庁舎の広場はすでに観光客でいっぱい。疲れ果て途方に暮れたころ「オデッセイ」という看板を見つけ、地下へ下りて行くと、そこは洞窟風のお洒落なレストラン。迷うことなくそこに決めました。
初めてのお客さんということでウォッカで歓迎を受けて乾杯!
3種類のエストニア料理(ロールキャベツ、ブラックベリーとリコッタのラヴィオリ、ミートボール)を注文してシェア。盛り付けもとってもお洒落!そう、ここはエストニアなのです。
わたしにとってエストニアといえば「手編み」。数年前の『世界の編物』という雑誌に取り上げられていたエストニア特集はとても印象的。
緻密な編込模様のセーター、カーディガン、手袋・・・一度はミトンに挑戦してみたものの途中で断念。その後、カーディガンだけは根性で編み上げました。
「エストニアの本物のデザイナー」が実際に手袋を編んでいて、もう、感激です!思わず自分の編込みのカーディガンの写真を見てもらいました。
「まあ、素晴らしい!手袋なんて簡単よ、ぜひ編んでみて!」と励まされました。
「そうだ、手袋は自分で編もう!」
そして、思い出にカーディガンを。
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